D51 10 保守整備記録
平成31年/令和元年(第18回~第28回)
第28回 令和元年12月15日 |
令和元年最後の保守整備となったこの日、下は14歳から上は89歳まで、幅広い年齢層の皆様が参加されました。そこへやってきたのはサンタクロース・・・!?さて、どんなプレゼントを持ってきてくれたのでしょうか? |
一番前の方は御年89歳。蒸気機関車修復に、この方は欠かせません・・・ |
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まあっ、なんて良い笑顔なんでしょう! |
サンタクロース登場・・・って、煙突じゃなかったの? |
Y御大よりM技師へ、技術が継承され・・・ている筈。 |
端梁部分はパテ盛りを実施。 |
第27回 令和元年11月17日 |
5月の保守整備から「バラ族」の”遊具”と化したコンプレッサー。これがなかなかの曲者で、毎月繰り返される悪戦苦闘のもようは、一種の「名物」となっていました。 そして、約半年の格闘の末、ようやく「元の形」に組み上げられました。 「バラ族」のリーダー(?)M氏曰く、「多分、動いてくれる・・・と思う」。 |
5月から始まったコンプレッサーとの格闘は、半年を超える「長期戦」に! |
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パテ盛りを行った部分の表面を滑らかに。 |
また狭い所によく潜り込んだものです。 |
「削り隊」は徹底的に削りまくり! |
皆が削ってくれた所は錆止めを吹き付け。 |
第26回 令和元年10月20日 |
一日を通して曇り空。気温もさほど上がらず作業には丁度良い環境だったと思います。 この日は、はるばる和歌山より駆け付けて下さった会員さんと、久々の交流を楽しみながら作業を行いました。次回、第27回は11月17日(日)を予定しています。 |
前列中央は、はるばる和歌山より駆け付けて下さった会員Kr氏。元気そうで何よりでした! |
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コンプレッサーに群がる「バラ族」 |
コンプレッサーから取り出したピストンの錆落とし。 |
ど、どなたですか・・・?(正解はkb氏)。 |
こちらは入り組んだ場所にある第一動輪のケレン作業中。 |
「寝技師」その1 |
「寝技師」その2 |
第25回 令和元年9月15日 |
朝から良く晴れたのは良かったですが、気温は30℃を超えて真夏に逆戻り!過酷な条件下での作業となりました。 熱中症にならないよう「熱中」したい気持ちを抑え、適宣休憩を挟みながら、日が暮れるまでどっぷり作業にハマりました、とさ。 |
暑さ対策で扇風機が大活躍!それでもやっぱり「暑いっ!」 |
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ケレンに勤しむK氏に忍び寄る影・・・「あ、教祖様?」 |
M技師と「師匠」Y氏の”師弟共演” |
こちらは車両の下に潜りこんで、窮屈な姿勢での作業。 |
シリンダ廻りのケレン完了! |
「なめくじ」の一端、煙突部分の穴埋め補修中! | 錆で表面が荒れた部分もパテで補修。 |
第24回 令和元年8月18日 |
前月が雨天中止となったため、2ヶ月ぶりに実施致しました。 一日を通して曇り空、灼熱の太陽に晒される事は無かったのですが、それでも30℃を超える最高気温と、何とも言えない蒸し暑さの中、参加された12名の皆さんは汗だくになりながら作業にあたっておられました、お疲れ様でした! 翌日からは「本職」のお仕事再開、という方も多かったと思います、夏バテ等されませんよう、ご自愛頂ければ幸いです。 |
コンプレッサーでしょうか、何やら人だかりが。どうやら「バラバラ族」の”集会”のようです。 |
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苦戦する”若手”M氏とK氏を見守る、大ベテラン。 |
御大Y氏降臨。「どれどれ、ワシが・・・」 |
こちらは当初、2名での作業。 |
一方、こちらはI氏が「ぼっち」・・・ |
寂しかったのか、こちらに加勢、「Wの一族」は3名に! | ・・・それに「Bの一族」が2名、計5名がかり! |
E氏が錆止めを塗布して、第一段階終了。 |
I氏、遂にダウン?・・・作業服を乾かしているだけでした! |
令和元年7月21日 |
第24回を予定していましたが、雨天中止となりました。 朝から時折激しく降る雨の中、何名かは「多分ダメだろうけど・・・」と言いながらも汽車倶楽部に集まって頂きました、どれだけ好きなんだ・・・(⇒その気持ちが有り難いですね) 8月は「仕切り直し」となるか・・・? |
第23回 令和元年6月16日 |
参加人数はやや少なめ。天気の方は前日夜のうちに雨も止んで、作業開始の頃には車体も乾いていました。気温は25~26℃、風が吹けば涼しさを感じられたと思いますが、無風状態では蒸し暑かったのでは・・・? 運転室部分の補修は、パテ盛りと研ぎを数回繰り返しているそうです。出来上がってしまうと、そういった部分は見えませんので、こういう時に紹介しておかないと。 参加された皆様、お疲れ様でした。 |
作業にあたるM氏をカメラに収めるI氏・・・を撮影するK氏・・・の構図をパチリ! |
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第22回 令和元年5月19日 |
新元号「令和」となって初の作業は、前日から続く台風並みの強い風と、時おりパラっとくる雨にヒヤヒヤしながらも、各所からケレン作業のサンダー音や金槌を打つ音が聞こえていました。 心配された雨も作業に影響は無し、強風に煽られてのケガ等もなく無事に終了致しました。 |
第21回 平成31年4月21日 |
「平成」の時代もいよいよ残り10日となったこの日は、県外からの応援含め17名のメンバーが作業に従事、天候に恵まれたのは良かったのですが、気温もグングン上がって、汗ばむほどに。 運転室内のボイラーケーシング部分は、多数の板をパズルのように組み合わせていくも、「アレッ、合わないぞ・・・」。修復前の車体を撮影した写真を探して確認する必要が生じ、一旦ストップ! ケレン作業は炭水車の天面/内側壁部分でほぼ終了。 日差しをまともに浴びて、暑かったことと思います。首周りが真っ赤に焼けていたり、作業着を脱げばアンダーシャツは汗びっしょりだったり・・・ それでも、皆さん一様に良い表情をされていました、疲れたケド満足、そんな感じでした。 こうして、平成最後の保守整備は無事終了致しました。 |
第20回 平成31年3月17日 |
この蒸気機関車が行橋市からやってきて、早2年の歳月が流れました。毎月第3日曜日の「保守整備」は、台風などの悪天候で何度か延期もありましたが、今回で20回となりました。 見るからにボロボロだった車体は、表面の塗膜が剥がされ、殆どの部分が赤い錆止めに塗られた状態となりました。ここからが修復の「本丸」、腐食した部分の修復・復原となります。 次回はいよいよ「平成時代最後の保守整備作業」となります。 |
第19回 平成31年2月17日 |
今回は「工具」に注目してみました。刻印があるような部分はワイヤーブラシ、磨き出しはサンダーディスク、塗膜が厚かったり奥まった部分は削岩機のような工具と「適材適所」で使い分け。 同時に、腐食部分の穴埋め作業も着々と進行、運転室部分のFRP加工を行いました。 |
第18回 平成31年1月20日 |
年が明けて「仕切り直し」の筈が、朝の時点では雨。「また中止か・・・」と思われましたが、集まった皆さんの熱意が通じたか、やがて雨も止んで昼から作業する事が出来ました。10代の若者から80代の「大先輩」まで幅広い年代のメンバーが参加、着実に美しい姿への歩みを進めています。 次回は2月17日、今度こそ終日青空の下で作業出来ると良いですね! 出来れば「小春日和」になってくれれば嬉しいところですが・・・「極寒」だけは勘弁願いたい! |