平成27年4月5日の定期保守作業

「降水確率100%」という、ほぼ絶望的な予報でしたが、蓋を開けてみれば雨に降られる事なく最後まで
作業を実施する事が出来ました。
メンバーの間ではすっかり「芦屋と中間は”持ってる”」伝説が定着しつつあります(笑)

D60形61号機
(遠賀郡芦屋町)
昨晩の雨で車体は濡れており、磨き作業は断念。
周辺の清掃作業を行いました。
機関車が置かれている公園の清掃も合わせて行いました。芦屋町役場の方々も毎回、欠かさず参加して頂いております。
ロッド部分が大きく曲がっています。
過去にも同じ個所の変形事例があり、今回で2回目の被害となります。何者かがフェンスを越え、車体に登ったと思われますが、地上からの高さが4m近い場所で非常に危険です。
2度とこのような事のないように願いたいものです。
見かねたメンバーが修復を行いしました。
赤枠で示した部分に本来ある筈の「区名札」が無くなっていました(反対側は残存)。
周辺を捜しましたが発見には至らず、再製作する事となりました。
作業終了後。
車体の磨き作業は出来ませんでしたが、昨年末に行った修復作業の効果で美しい姿を保っています。
C11形260号機
(中間市)
やはり前日の雨で車体が濡れていたので磨き作業は行わず、落ち葉や雑草の除去などを行いました。周辺の広場も、出来る範囲で清掃作業を行いました。
垣生公園は桜の名所ですが、前日までの雨がまさしく「花散らしの雨」になってしまい、ほとんどが落ちてしまっていました。
僅かに残った花と共に、作業後の機関車を撮影してみました。
D51形225号機
(直方市)
こちらも周辺の草むしりを中心とした作業を行いました。
前回、車番プレートに改めてクリア吹付を行った効果は絶大で、漆黒の車体に金色の輝きが映えます。
ヘッドライトも誇らしげ・・・
C61形18号機
(汽車倶楽部)
9600形29612号機の修復作業が佳境に差し掛かっている事もあり、こちらの修復作業はなかなか進みませんが、落ち葉や蜘蛛の巣を除去したり、連結器部分に油を注したりと、常に手をかけています。
9600形59647号機
(汽車倶楽部)
本日の作業の「締め」は59647号機。
コンプレッサー周りを一生懸命磨いているようです。
磨き作業に「初参戦」の会員さんです。
作業後も興奮冷めやらぬ感じでした。
余程楽しかったのでしょう、これからも宜しくお願いしますね!
・・・負けじと、こちらも磨き作業に熱がこもります。
運転室下部に群れをなして何をやっているかと言うと、奥にある銅配管を磨き出している所です。
上の方ではこの春から高校生になる2人が車番プレートをピカピカに磨いていました。

 


2015年4月5日、D60形61号機の作業後に記念撮影(画像提供:入江高亘様)。


2015年4月5日、C11形260号機の作業後に記念撮影。

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