平成27年10月4日の定期保守作業

9600形29612号機が移設された大分県玖珠町より、保存活動の参考にという事で9名の方が保守に参加されました。
午前9時に汽車倶楽部へ集合、芦屋町のD60に始まり汽車倶楽部のキューロクまで丸1日、お疲れさまでした。
豊後森の29612号機が末永く美しい状態であり続けられます事を願います。

D60形61号機
(遠賀郡芦屋町)
錆が発生するなど、塗装の傷んだ部分はスクレッパーを使って
塗膜を剥がしていきます。
この後、表面の錆等を落としてペンキでタッチアップします。
補修についてレクチャーを行っているところです。
「わが町のSL」を守っていくために、皆さん真剣な眼差しです。
玖珠町からの参加もあって、、かなり賑やかな感じです。
C11形260号機
(中間市
芦屋町でレクチャーを受けて早速、タッチアップの実践です。
こちら側も車体の清掃や補修を行っています。
高所作業では「安全帯」を装着。転落事故防止に努めます。
D51形225号機
(直方いこいの村)
D51の周りにこれだけ人が集まって作業するのは久しぶりな気がします。
大がかりな修復から間もなく1年を迎えますが、良好な状態を保っています。
足元はどうしても雑草が生い茂ってくるため、「草むしり」も欠かせません。
9600形59647号機
(汽車倶楽部)
参加者同士、何を話しているのでしょうか・・・
「蒸気機関車ざんまい」の1日がようやく終了。
汽車倶楽部のSL担当メンバーから玖珠町の皆様へエールが
送られました。
番外編 59647号機の傍らに置いてある赤い箱は、「通票閉塞」時代のタブレット授受装置一式です。
今でも動くようになっていて、この日は手入れを行いました。


9600形59647号機の前で記念撮影

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