<修復前の状態;現実を直視して・・・((+_+))>
画 像 | 補足説明 |
中間市・垣生公園にやって来ました。 その車体は、公園の一番奥に「ひっそりと」佇んでいました。 |
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C11は1932年より製造された、タンク形機関車の代表形式で、 北海道から九州まで全国各地の支線区を中心に活躍しました。 この260号機は1944年に製造され、佐々機関区に新製配置後は 佐賀〜早岐〜熊本〜行橋と移り、1974年に廃車となりました。 特徴は「門鉄デフ」装備、及び砂箱が戦時型特有の「角ドーム」 になっている点です(蒸気溜めは通常の形) |
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ヘッドライトのレンズが無いのは、もはや「お約束」・・・? ライトケースも上半分は腐食していますね。 ただ、ケースが残っているだけでもマシかも。 しかし「レンズが無い」という状況がこの後、修復を進める上 での大きな課題となってきます。 |
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予想はしていましたが、腐食の激しい部分が散見されます。 これから修復に着手していくにつれ、こういった部分が次々と 表に出てくるものと思われます。 そして、この機関車で最も深刻な問題を抱えているのが・・・ (次の写真へ) |
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右サイドタンクの下側はご覧の通り、継ぎはぎ修復の跡も 醜いですが、腐食も激しく、大きな穴が開いてしまっています。 |
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運転室(キャブ)部分です。 側板がフレームから外れて、パックリと口が開いた状態。 フレーム自体が腐食してしまっているので、こんな事に。 これまでの修復のように、FRPやパテでどうにか出来るような レベルではありません・・・ |
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骨組み部分と鉄板が外れて隙間が出来ていて、そこに土砂が 溜まって植物が生えているという有様。 |
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内部はご覧の通り。 当初は立ち入り可能だったようですが、あまりに傷みが激しく 危険な状況・・・ということで、立ち入り禁止にされていました。 運転士や助士の座る椅子なども、土台の痕跡すらありません。 |