−平成24年9月13日の作業−

昨日、パテ盛りで終了していた箇所の研ぎ出しを行ったところです。
こちらは、側面のタンクを車体に固定する「ブラケット」という部品
なのですが、ご覧の通り車体側台座から外れてしまっています。

車体が変形しているからでしょうか、このブラケットでは寸法が
合いません。

という訳で、現状に合わせて新たに作製した部品を、ここに取り付け
る事とします。
まず、今付いているブラケットを取り外します。

ボルト止めされていますが、経年劣化で固着してしまっている為、
カッターを使いボルトを切断して外します。
外した所へ、新たに作製したブラケット部品をあてがいます。

寸法など、問題ないようですね。

それでは早速、取り付けていきます。
元はボルト止めでしたが、確実に固定するために溶接としました。
溶接を終えたブラケット部品。

これでタンクがしっかり、ボイラーに固定されました。

−平成24年9月14日の作業−

塗膜を剥いでみると、ご覧のあり様。「継ぎはぎの嵐」です・・・
側部にもコック用の穴が開けられている箇所がありました。
これも埋めていきます。
FRPは、それだけでは固着しません。
エポキシ樹脂を塗布して固めていきます。
エポキシ樹脂が硬化したら、パテを盛り付けます。

板の継ぎ目も同時進行でFRP⇒エポキシ樹脂⇒パテ盛り、という
一連の作業を行っています。
パテが乾燥したら、表面を研磨した後、錆止めを塗布しておきます。

戻る